阪神の株主総会からM&Aでの留意点を読み解く

阪神(正式名:阪急阪神ホールディングス株式会社)の株主総会が毎年話題に上がるかと思います。私自身がM&Aの業務に携わるまでは、毎年6月にはネットニュースで阪神の株主総会でタイガースに関しての提案事項や厳しい意見が飛び交っているのを何の気なしに見ていました。(もはや夏の風物詩ですね)

そして、今年もタイガース関連の意見が出た様です。内容は「車両の色がオレンジで巨人を想起させる。電車の色を変えてほしい。」というものです。
阪神の株主総会のニュースは毎年面白いトピックスが出るなと思っておりますが、いざ、一般の企業で「もの言う株主」がいたらどうでしょうか?
もちろん、資本を投資して頂いており、経営を委任されていますので説明責任はあります。
しかし、その中で株式を1%だけ保有している方(黄金株では無い)が、強く様々な無理難題を言ってきたらどうでしょうか?

正直なところ困りますよね。

会社法的には少数株主権が担保されており、議決権ベースで下記のような権利があります。
1%保有  提案権
3 %保有  帳簿閲覧権、取締役等の解任請求権、総会収集権
10%保有  解散請求権

中小企業のM&Aにおいては株式譲渡のスキームが多く使われます。その際には可能な限り100%取得を目指して頂きたいと思います。

経営権の保有にあたっては株式の2/3が望ましく、過半数は最低限等と言われますが、やはり世の中には色々な方がいらっしゃいますので中小企業の経営においては上記の権利を持たせない事は重要だと思います。

スモールM&A.comでは丁寧にM&Aプロセスに関与して、アドバイスを行っていきます。
無料お問合せはこちらです。どうぞお気軽にご連絡下さい。