M&Aの動向

昨今、M&Aの件数が伸びてきております。下記はIn-In(国内企業同士)、In-Out(国内→海外のM&A)、Out-In(海外→国内のM&A)のデータです。

出所:レコフデータベース

2000年代にM&Aの件数が増加傾向にありますが、主にIT産業の統廃合、M&Aが主流であったと思われます。ITバブルが到来して、国内のIT産業が事業拡張のために他社を買収する動きが活発でありました。
2008年以降は、リーマンショックや東日本大震災による経済の落ち込みによりM&Aの件数は減少しておりますが2012年度以降は、再び上昇トレンドとなっております。

基本的にはIn-Inの国内企業同士のM&Aが増加しております。これは2020年問題と言われる団塊世代の後期高齢化に伴い、事業承継の一つの方法として採用されているかと思われます。
また、In-Out(国内→海外のM&A)においても、2000年代の件数と比較して大幅に増加している事に着目しますと、この背景については少子高齢化による国内マーケットの縮小を海外マーケットでカバーしようとする動きがあります。市場としてはアジア、北米、欧州がメインとなりますが、特にASEANのGDP上昇率や中間層の拡大等マーケットとして非常に魅力があります。
しかし、データ上はM&Aの件数が伸びておりますが問題は成功したかどうかです。そして、何をもって成功とするのかが重要と思われます。
一般的にはM&Aの経験が多いところがM&Aに満足した傾向が強いようですが、それはM&Aの目的(M&Aが目的では無い)をしっかりと定め、どの様に効果を出すのかを過去のM&Aの経験から学習しているものと思われます。

いずれにしてもターゲットの選定から買収した後の事業計画の策定、そして計画の実行者を決めて運用する事が重要です。
そして、経験や知見を有するM&Aアドバイザーに相談をし、経験を買う事も良いと思います。

スモールM&A.comではプレM&A(M&A前のご相談)からPMI(M&A後の運用)についてのご相談に応じます。

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