後継者との関わり合いについて

50歳にもなるご子息の後継者を頼りないと嘆き、ご高齢にもかかわらず第一線で経営に関与されている方をお見掛けします。確かにその様なご子息とお話しをすると、何か決断をするような場合では、親に意見を聞かないといけないとしてご自身で決断されません。

おそらく、親御さんからするとご子息がかわいくて仕方がなかったのだろうと思います。しかしながら、会社経営に関しては、会社がご子息を守ってくれるわけでは無く、ご子息が会社を守らなければなりません。これはどんなに強固な経営基盤を築いたとしても事業環境の変化、社会の変化の波にさらされ事業方針の変更が余儀なくなれる事が生じる為です。

もちろん、事業変化の波が無い、少ない業種や会社というのも存在しますが、それも未来永劫に渡って安定するものでもありません。しかし、実際には会社経営が安定しているようなところにご子息が育っていない事が多いように感じます。これはご子息が危機感、緊張感の中にいない事もあると思いますが、親御さんも「育てる」意識が薄いように思います。

前述の、頼りないとされているご子息ですが、判断する事、考える事、行動する事が全て親御さんがされているため、成長の機会を失っているように思います。

会社が安定、好調であるからこそご子息に試練を与え、成長を促す事が重要です。
「獅子は子を谷に落とす」という言葉がありますが、ご子息に試練を与えるのは親御さんしかおりません。この役目は他の社員等には出来ないものだと考えます。

多くの人は自分の子供には叱ったりして教育しますが、他人の子には叱る事をあまりしません。それと同様に、ご子息の教育係をつけたとしても、本当の試練を与えるのは親しかおりません。

特に、現場での判断、決断、行動、責任を負う事について段階的にその様な役目を与え、自ら育てる意識を持つことが重要と思われます。

スモールM&A.comではご子息の教育等についてもご相談対応しております。
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