知り合いどおしのM&Aの注意

最近、知り合いどおしのM&Aをどの様に進めるかについてのご相談を頂きましたのでご紹介したいと思います。

今回は買い手様からのご相談でしたが、売り手様より売却の相談がありM&Aの話しを進めようとされているところでした。
ご相談された際のポイントは、売り手様が60歳を超えており持病はあるが仕事は出来るのでまだまだやりたい。その為、共同出資の様な形で例えば株式比率が売り手様40%:買い手様60%でどうかとの打診があったとの事です。この他にも多々希望があるようですが、
M&Aにおいては、やはり100%株式を取得する事が原則であり、仮に売り手様の要望通りとなると後々のトラブルが発生する事があります。株主の権利については別途、お伝えしたいと思いますが株主総会の特別決議では2/3超の賛成が必要となり、仮に定款を変更する等の事が出来なくなる等の恐れがあります。

知り合い通しの取引の場合、「なあなあ」や流れで話を進めてしまう事がありますが、知り合いと言えどもトラブルが発生してしまいますと良好な関係性は無くなってしまいます。
いずれにしましても、知り合い通しでのM&Aの際には自己判断や今までの付き合いというところから一歩引いて客観的に取引を見れるようにする事。そして、客観的に不都合等がある場合には撤退する事も視野に入れて交渉を進める様にするべきであると思います。

その様な場合には、M&Aの専門家等に相談して進める事が良いかと思います。