事業承継の方法選択の前に

昨年度より、加速度的に事業承継をテーマとしたセミナーが増加している様に思います。どの様な事を伝えているのかを見ると、出口戦略としてのM&Aであったり、事業承継に関わる制度や法律面のセミナーが多い様に感じます。
実際に、団塊世代の後期高齢化に伴った事業承継ニーズの増加は顕著になっておりますが、方法に支援が偏っている様な気がします。
もちろん、方法(=スキーム)は重要ですが最終的にどうなっていたいかのビジョンが乏しいような気がしています。親から子へ株式を段階的に贈与や何らかの株式引き下げ対策を行う事も必要な事ですが、何よりも10年後、ないしはそれ以降に誰が対象となる会社をどの様な形で盛り立てているのかの方が大事な気がしています。
その為に、スキームを検討する前にご自身の家族や会社がどの様に将来なって欲しいかを良く考え、その為には何が必要なのか等を整理する事が重要と思います。

あるべきビジョンが曖昧なまま、スキーム検討に入ると途中で考え方がガラッと変わったり
蓋を開けてみれば、公平感を優先したもののご子息間のトラブルが発生する等の事象がおきます。

スモールM&A.comでは、事業承継スキーム検討の前段階としてお気持ちの整理のところから支援しております。