クリニック業界

2009年破産など法律上の倒産処理を申し立てた医療機関件が52件となり、これまでの2007年の48件を上回り最多の件数となりました。(病院、診療所、歯科医院を合わせた倒産件数・帝国データバンク社集計)2010年は1~6月までに23件を数えており、このままのペースで推移すると40件を超すと予想されます。

クリニックの倒産が増加傾向

上記の52件の中でも診療所の倒産件数の増加が目立ち、年々施設数が増える一方、淘汰される形で倒産するケースが増えているのが現状です。2007年の倒産要因の多くは過大な設備投資や本業外への投資などでしたが、2009年以降は経営環境の悪化に伴う業績不振からくる破綻が目立つようになり、今後もこうした中長期にわたる経営体力の弱体化を主たる要因とする倒産が増加すると見られています。 しかし、昨年末に施行された中小企業等金融円滑化法(モラトリアム法)の影響で診療所の倒産件数の伸び幅は減少傾向に転じています。