買収の成功ポイント

成功するM&A買収のポイント

買収側に取っての、M&Aの成功ポイントはやはりM&Aを行った後のビジョンをどこまで持てているかに尽きます。反対に、細かくなりすぎても成約まで至らずといったケースもありますが上手く行かない方の傾向としては、

・買収後の運営を考えていない
・細部にこだわりすぎる
・売り手の想いを理解しない
・スピード感が無い

等が挙げられます。
買収後の運営を考えていない

M&Aにおいては投資判断が可能な取引であり、この売却価額で営業利益がこれくらいなら何年で償却できるかを検討しますが、問題はその後の運営です。前オーナーであったからこその成績ですので、ノウハウをしっかり引継ぐ事。また、既に事業経営されている方は自社との兼ね合いをしっかりとチェックする事が重要です。例えば、カフェ経営者が別の地域のカフェを買収するとなった場合、商圏の見極めを行わないと元々のお客さんが買収したカフェに行ってしまい、売上が1+1=2とならなかったりします。いわゆる『共食い』と呼ばれる現象が生じてしまったりもしますので、M&Aアドバイザーと相談の上で検討する事が望ましいです。

細部にこだわりすぎる
M&Aは多額のお金を投資するものですから、判断にあたり慎重になる事は仕方のない事です。しかしながら、事業を行う上で多少のブレやミスも付きものです。大きなところの判断はしっかりした上で、細かいところは割り切って対応される方が成約に至るケースが多いです。例えば、デューデリジェンスにおいては1から10まで全てやろうとすると費用がかさんでしまう等の ケースがあります。M&Aアドバイザーと相談して、デューデリジェンスの範囲の特定を行う等、大事なところとそうでないところの判断をしながら進めるのが肝要です。
売り手の想いを理解しない
M&Aはオーナー様同士のフィーリングが結構、重要です。やはりビジネスと言ってもお互いのフィーリングが合わなければ、仮に金額的には折り合うとしてもこの人には売却したくない等の感情が入ってきます。今まで、大事にしてきたスタッフ等も引き継ぐ事もありますので、今まで通り、大事にしてきたところは理解をした上で事業拡大を目指す等、前オーナーさんの気持ちを汲んで対応するのが重要です。
スピード感が無い
M&A取引は確認する事、ご提出頂くものが多く御座います。その為、スピード感をもって対応頂く事が肝要となっており、時間が掛かってしまうと相手方のモチベーションが下がる等、悪影響が生じ、破談となる事があります。適切にM&Aアドバイザーを利用して、整理してもらう事が重要です。