2019.02.20

M&Aの目的(子息の勉強)

M&Aの問い合わせの中に散見されるのが、ご子息に経営の勉強をさせる為、どこか子会社を買収してそこの経営をやらせたいと考えられる方がいらっしゃいます。実際に将来の経営者としてマネジメントを経験させるのによい部分があります。
一方、散見されるのが買収対象事業の精査や交渉等は親がやり、ご子息はあまり関与されていないケースがあります。
このような場合は後々になって、自分は子会社にあまり興味がなかった、親が勝手に決めた等とモチベーションが上がらない言い訳が生じ、経営が振るわない事があります。また、このような場合は、実質的には親が経営している様な感じとなってしまいご子息の為と思っても、それほどの効果が出ない事が予見されます。
 その為、仮にご子息に子会社運営をさせると思われるのであれば、まずご子息と子会社買収の目的を認識合わせして、査定や交渉等の過程もご子息が主体となった方が良い様に思います。もちろん、悩みどころ等もありますからその様な場合は助言、サポートをして頂く事は重要です。
 あくまで主体はご子息と言うところを主眼においてこのようなケースでは対応されるのが良いかと思います。

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