2019.05.24

売却にあたる書類の準備

本サイトをご覧になっている方は仲介業者を利用してM&Aで事業売却を検討されている方や、ご自身でお知り合いの方に売却を検討されている方もいらっしゃる事と思います。しかし、実際にいざ売却をしようと思っても書類の不備に気付いたりして中々思うようにいかない事があります。
 相手先への説明、交渉を進めるにあたって、その書類の中身を確認して理解を十分にしておく必要があります。中には相手先様との信頼関係だけで、中身の詳細の理解が十分でないままに売却を実施する方もいらっしゃいますが、多くは相手先とのトラブルに発展します。
 書類の内訳はざっくりと財務に関する資料、契約書関係(取引契約、リース等)、会社運営関係(定款、登記簿、規則集等)様々です。通常、多くのM&Aの相手方は既存のビジネスを獲得する事に魅力を感じて買収を実施するわけですが、買収後に既存のビジネスが維持出来なければ意味がありません。その為、様々な資料を通じて内容の精査、確認を行っていき、説明を求めて行きます。その過程で、資料に記載されている事と説明内容に齟齬がないようにしないと信用が失われていき、M&Aが実施出来ない等の事になります。もしくは想定外に安価な売却になってしまう事もあります。

いずれにしましても、M&Aを実施する場合に一度、書類を整理して頂きたいと思います。
ご自身で難しい場合には専門家等に相談する事が宜しいと思います。

アーカイブ

スモールM&A.com
まずはお気軽に
ご相談ください
スモールM&A.com
事業承継やM&Aは事前の情報収集・検討が成功のポイントとなります!
中小企業様・個人事業主様の気持ちに寄り添い、細やかにサポートいたします。